「毒草大百科 (データハウス:刊)」の著者、奥井真司氏よりBBSを通じて情報をいただきました。ありがとうございます。原文のままご紹介いたします。(2003/06/21)
このHPには書いていなかったように思うけど、ハッカクレン(八角蓮)なるメギ科の多年草があります。北アメリカ東部、ヒマラヤ、中国、台湾などにいくつかの種類が分布しており、日本では山野草の愛好家の間で栽培されている植物でもあります。価格は台湾八角蓮のような一般的なものであれば、1株1000円程度になりますが、ちょっと珍しい種類(葉に斑が入っているものなど)は高いものになると1株6000円程度のものがあります。ちょっとマニアックな植物なので園芸店への流通量は少ないですが、山野草の専門店や種苗会社の通信販売で入手は可能です。僕も3鉢所有していますが、キノコのような草姿は面白いです。画像が一緒にアップできれば、画像も一緒に載せたんですけど残念。このハッカクレンの全草には、ポドフィラムと呼ばれるアルカロイドを含んでおり、中国では解熱剤として使われていました。ただ、同時に作用が激しくて摂取する量を間違うと死にます。 |